#うちで踊ろう で好き放題やってしまった
緊急事態宣言でちんちんデカい宣言!w
ってサークルの友達が言ってました。
どうも、米倉です。
星野源がインスタとTwitterにアップした『うちで踊ろう』、あるね?
沢山リクエストを頂いたので、星野さんが昨夜Instagramでアップした曲 #うちで踊ろう をこちらでもシェアしますね。
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) April 3, 2020
多くの重なりをありがとうございます。
ぜひこちらでも伴奏やコーラス、イラストやダンスを重ねてくださいね。#星野源https://t.co/fyYxaEqrXP pic.twitter.com/cS0tT7s89H
これですね。
無料雑魚DTMerとしての血が騒いだので僕も参加しました。
再生していただけると嬉しい限りです。
【イヤンホホ・ヘッドンホホ推奨】
— 米倉 (@konamikam) April 6, 2020
遊んでみました
星野源の名曲達の中から6曲分のリフが入っているので探してみてくださいね
本人に届け〜〜@gen_senden #うちで踊ろう pic.twitter.com/dLtEQwoi3G
うすうす自分でも気づいてました。
「盛り盛りにしすぎた、、」と。
でもせっかくなので、今回はこのアレンジについて語っていこうと思います。
てか言いたいだけなので言わせてください。
お手合わせよろしくお願いします。
はじめに
曲全体を3つのパートに分けますね。
①最初から「遊ぼう 一緒に」まで
②「うちで踊ろう」から「重なり合うよ」まで
③「うちで踊ろう」(2回目)から最後まで
①最初から「遊ぼう 一緒に」まで
ここはテンポがゆっくりですね。
生ドラムというよりはエレドラっぽい音を選んでます。
その効果で、アコギとの不思議なカッコいい雰囲気が出てると思います。
スネアとクラップが重なってるブラックミュージック感もいい味出てるんじゃないでしょうか。
頭の二拍のドラムはいつ作ったのか全然覚えてないです。
まずはこのパートのリズムパターンから作り始めました。
リズムに関してはさらに後述します。
コード楽器も星野源のアコギしか入ってないし、
主にドラムとベースだけで作った、リズム重視の面白いパートかなと思いますね。
「扉閉じれば~」のところからマリンバの音で『アイデア』のリフを鳴らしてます。
このMVの星野源カッコいいな。
弾き語りパートのところ、ギター弾きが思いつくコード進行じゃないよな。
で、入れたのは良いんですけど、正直、音的にはコードとあんまり合ってません。
不安のある響きになってます。
寝る前に思い付いたので、翌日やってみたら思ってたより違和感がありました。
でもまあ、良いかなと思いました。
ここからテンポアップにつながるブリッジのところで、ポロロンキーボードが登場します。
お気に入りです。
キーボードの音は浮遊感ほしかったのでコーラスかけてます。
②「うちで踊ろう」から「重なり合うよ」まで
ここからテンポが2倍になります。
カースケが叩いてそうなシンプルなエイトビートのイメージです。
クラップは毎回スネアにかぶせるんじゃなくて4拍目だけにかぶせるように変えました。
DTMの画面をよく見てれば分かるかもしれません。
星野源のアコギのリズムでキックとベースとキーボードが刻んでますが、
キーボードのボイシングが気に入ってます。
偶然の産物。
僕はコードというものをギターで独学で知ったので、普段はコードトーン全部鳴らしたがりなんですけど、今回は一度に鳴らせる音を基本的に3音まで、ルート音はなるべく鳴らさないようにしてみました。良い感じにアンニュイな浮遊感が出ました。正解でした。
一瞬だけベースがちょっと動くんですけど、ここはもともとストリングスで作ってたフレーズでした。
ただ、実際にストリングスで鳴らしてみたらくどくてウザかったので、刻んでばかりでかわいそうなベースにあげました。正解でした。
その直後、「生きて踊ろう~」のところからはマリンバとピコピコ音で『Week End』のリフを鳴らしてます。
星野源 - Week End(Live at Osaka Jo Hall 2016)
僕が星野源の曲の中で一番好きな曲です。
僕はこの動画を初めて観たとき、「J-POPでこんなヤバい曲があっていいのか?」と衝撃を受けて、『YELLOW DANCER』のアルバムを持っていなかったことを後悔すると同時に、アルバムの購入を一瞬で決意しました。
で、これも音的には全然合ってないんですけど、星野源はアルバム曲とかで電子音を不協和音で鳴らしたりしてるイメージがあったので良いかなと思って強行突破しました。
で、次のパートに入る直前の一拍に、キーボードがまたポロロロン♪と鳴ってるんですけど、これはサザンオールスターズの『YOU』のイントロをイメージしました。
めちゃくちゃ良い曲です。
桑田佳祐の発音が良い。
で、何のコードを鳴らしたのか全然覚えてないです。
ただ、音的にはめちゃくちゃ合ってたのでOKです。
一拍の音にも意味を込めてるんだぜってことが伝わればOKです。
③「うちで踊ろう」(2回目)から最後まで
ここから、ベースはほとんど変わりませんが、ドラムは4つ打ちハイハット裏打ちをベースとしたリズムに変わります。
で、ストリングスで『桜の森』のリフが鳴ってます。
それに合わせてキーボードもリズムを変えてます。
ベースと合わせてキメつつ、ストリングスと絡ませました。
なんでこれ公式動画無いの?
このiTunesの試聴でもそのリフは入ってないので、知らない人は自分でなんとかして聴いてみな。
『POP VIRUS』の初回盤DVDに入ってたスタジオライブのテイクがカッコよかったな。
で、「既出曲をかぶせよう!」って思ったのはこの『桜の森』が最初です。
なので他の曲のリフに比べてめちゃくちゃマッチしてると思います。
一番気に入ってます、ここ。
そして、その後の「生きてまた会おう~」の部分には、ストリングスとピコピコ音で『時よ』のリフをかぶせてます。
ペンタで鳴ってるアンニュイなリフがたまんないね。
ここで鳴ってるピコピコ音は『Week End』のリフを鳴らしてたピコピコ音とは違うものです。そういうこだわりなんです。
キーボードは『桜の森』のリズムを刻んでいるので、そこも面白いかなと。
と言うのも、初めはここも『桜の森』のリフを鳴らしていたんだけども、どうもコードに合わないな~と思ったので、合いそうな曲を探した結果『時よ』になりました。
その名残で、キーボードのリズムが残ってるんです。
この辺を作ってるとき、楽しすぎて体中の穴という穴から脳汁出まくってたので、曲とちゃんとマッチしてるかは自分でも分かりきっていないところがあります。
で、アウトロ。
星野源が変なコードで終わらせるから困ったよ。
みんなで伴奏付けたりしてね~とか言ってるのにその終わり方?みたいな。
最初は『時よ』のリフのまま「ジャーン」て感じで終わらせてたんですけど、しっくりこなかったのでなんとかしたかった…
なんとかしたかったんだよ…
で、『Continues』のリフを入れてみました。
星野源はこういう何度も繰り返されるリフみたいなの好きだよね~。
DTM音源にデフォで入ってるギターの音でちょうど良いのが無かったので、良い感じの音を見つけてきました。なんの音なのかよくわかってないです。マリンバが重なってます。
星野源のアコギに合わせてキーボードも浮遊感のあるコード弾いてます。
バッチリハマってくれました。よかった。
で、途中で結構増やした音数が急に減って終わります。最後はもともとの動画に入ってるアコギの音だけ。
全体を通して
コードとかリズムは星野源のオリジナルに忠実にしてます。
大学に楽器置いてきちゃったから録音できねー!ってのが残念だったり、コーラス録音してみようかなとか思ったけど蛇足だって気づいたり、じゃあもう徹底的に打ち込んでやるわ!となって結果良かったかな、って感じ。
普段はリズム重視で曲作ってます。
前回作った『ウホウホゴリゴリパラダイス ~君がいた夏~』もサビはベースから作ってます。
【今日のいないー's通信】
— 友達いないー's (@bocchinkos) March 18, 2020
【新曲情報!】
新曲「ウホウホゴリゴリパラダイス 〜君がいた夏〜」をちょっとだけ公開! pic.twitter.com/bez3BNB2oI
で、特にドラムを打ち込むときはこだわってて、キックはこのキットの音、スネアはこのキットの音、ハイハットはこのキットの音、と全部トラック分けてます。
トラック分けると音量調節がしやすいのと、曲に合った音を選べるので最高です。
今回はキックを2つ入れてます。
普通に鳴らすためのキックに、必要なところでアクセントのためのキックを重ねてます。
あと、気付いてもらえたかな~、1小節おきになんですけど、
左チャンネルから「ブシィッ」っていう音が4拍目の裏で、
右チャンネルからエレドラのカウベルの音が4拍目の表で鳴ってます。
こういう音入れるの好きなんすよね~~~、リズムのロマンだよね。
左耳から聴こえてくる「ブシィッ」って音は僕も正体がよく分かってなくて、私立恵比寿中学の『でかどんでん』て曲によく似た音が入ってるので、「でかどん」ってトラックに名前つけて鳴らしてます。
右耳から聴こえてくるエレドラのカウベルの音はピコ太郎のPPAPでおなじみの「ポーン」って音に近いです。
せっかくなので2020Ver.で。
は?なんなんこの動画。
あと、細かい話、ベースとかキーボードとかがスタッカート気味に刻むとき、
打ち込みでやるなら長さとかも調節しなきゃいけないんですけど、8分だと長いし、16分だと切りすぎなんですよね。
なので、三連符1つ分の長さが一番ちょうどよくて、小気味よくハネてくれます。
あと、全体を通して『恋』のギターリフが鳴ってるの気づきました?
間奏の狂ってるギターです。動画の2:20~。
いや、みんな聴き慣れたかもしんないけど、J-POPでこのギターリフおかしいからね。
こんなギターリフ、星野源と長岡亮介じゃなかったら流行ってないよマジで。
ということで、そんな解説とか僕の個人的な思い入れを念頭に置いて、聴いてみてください!
この動画には、どの曲のリフがどこで入っているかのテロップが入ってるので、答え合わせもしてみてくださいね。
答え合わせ動画です
— 米倉 (@konamikam) April 7, 2020
雑テロップで申し訳ないと、
フリーの動画編集ソフトでさらに申し訳ないと、
私は常々思っておりまして、
その件につきましては、先程、アメリカのトランプ大統領と、電話で、会談を、しました。
私たちの意見は、完全に、一致をしました。(早口ケロロ軍曹) pic.twitter.com/XG64zmNxrP
フリーの編集ソフト使ってるから帯が入るのダサいっすね。
体中の穴という穴から出てるのは脳汁ではなくない?